糠に釘
糠に釘の意味
効果ゼロ
糠に釘の解説
「糠」はお米を精米する際に生まれる色んな皮の混合物で、様は粉状なのをイメージしてくれればいい。この粉に釘を打っても、そもそも粉なので息を吹きかければ勝手に飛んでいってしまい、釘は対象の位置を留めるという役目を果たせずついでに転がっていくだけ。このことから、手応えのないさまの表現に使われ、効果ゼロの理由は十中八九そもそもの対象にあるとされる。どうしようもない奴に注意してもどうしようもない奴なんだから意味無いよっていう理論。
糠に釘の例文
【譜已】「奏ちゃん、まだまだテストは先だけど、今から勉強しておこ……?」
【奏】「えーまだいいよー、1ヶ月前になったら死ぬ気で頑張る! 譜已ちゃんあそぼー」
【譜已】「…………」
【凪】「もう放っておきなさいよ。コレに何を云っても糠に釘よ」
【奏】「えっ、糠に釘? 莫迦だなーナギパイ、糠に刺しても釘すぐ抜けちゃうじゃーん!(笑)」
【凪】「……本当に釘ぶっ刺してやろうかしら……」