尸位素餐の解説
「尸位」は古代中国の祖先崇拝の文化のなかで、祖先をまつる際に人が仮に神の位に着いたということから転じて、高い地位にいながら責務を果たさないこと。「素餐」は何もしないでただ食べること。
ということで高い地位についているわりには、その地位に相応しい仕事っぷりを発揮せず、しかし地位に適ったお金はしっかり受け取ってるという嫌われるタイプの人のスタイルを云ってます。逆に、強い名声を得て老いた後も第一線を駆け抜けるような戦士はとてもかっちょいいですね。
尸位素餐の例文
【謙一】「はい、授業はじめまーす」
【奏】「ケンパイ、私ゲームしてたいデス」
【沙綾】「奏、貴方意外に話の分かる後輩じゃない(←握手)」
【謙一】「変な結託すんなや。俺たちは権力者、故に下の奴らよりもしっかりしてなきゃな」
【沙綾】「私そういうの気にしないタイプだし」
【謙一】「俺がめっちゃ気にするの。尸位素餐は許さない。俺は常に、あらゆる点で、強くありたい。それが生半可な特変破りの牽制にもなり得るし」
【奏】「ケンパイのそういうクソ真面目な精神、この数ヶ月で結構好きになっちゃったなー……あー、良いところだったのにー……」
【沙綾】「てか何のゲームしてたの?」
【奏】「アイドル育成ゲーム~」
【謙一】「白宮さんの育成か!?」
【奏】「その過敏性アイドル崇拝はぶっちゃけキショいですケンパーイ!!」