阿諛迎合の解説

 「阿附」は相手の機嫌をとること、「迎合」もそんな感じで、重複させたからといって特殊な意味にはなりません。自分の考えなどを曲げてでも、相手に気に入られようと振る舞うことをいいます。「阿諛あゆ」「阿諛追従ついしょう」っていうのも同じ意味かな。

 端から見ると卑怯者扱いされそうですが、自分の考えを貫こうとすると頑固者・KY扱いされるというね。社会そのものが曲がっているのかもしれません(強引なまとめ)。

阿諛迎合の例文

【平良】「云われたい放題で反論することもせず、謝り伏せるばかり。そのような人が上に立つ者で良いはずがありません」

【環】「ははは……はい、仰る通りだと思います……といっても、抑も反論の仕様もなかったりするんですけど。やっぱり皆さんは優秀ですから」

【平良】「……阿附迎合も極めすぎると誰にとっても良くは映りませんね。地位も無ければ性格もスペック難ありとは、救いようがない」

【恋々空】「すっごいブーメラン発言じゃないですか、自分だって毎日あの先輩にへつらってる癖に……」

【はこ】「ココア雑務、一応この人には地位はあります。阿諛追従を要する程度には盤石とは言い難いようですが」

【平良】「……聞こえてるんですがそこの外野さん方……ッッ」

【結晶姫】「この生徒会室において最も外野なのはどう考えても貴方でしょう。何かを仰りたいなら、まずその発言の説得力が自分にあるのかを省みてからいらっしゃることを強く、つよおぉおおおおく推奨しますが。今一番最高にみっともなく映ってるのはさあ誰でしょう」

【平良】「あくまで……あくまで貴方はそこの凡人に肩入れするというの、結晶姫さん!」

【結晶姫】「この御方の価値を見誤るような凡人に付き従うほど、藍澤の頭は軽くありませんから」

【平良vs結晶姫】「「ぬぬぬぬぬぬ……ッ」」

【環】「け、喧嘩はやめましょうよー……平良先輩、お茶、お茶出しますからー……!」

【はこ】「今日も実に安定した日常なり」