朝蠅暮蚊の解説

 「朝の蠅」と「夕方の蚊」、想像してみるとまあウザったいですよね。いや、時間とか関係無しにまとわりつかれると常に邪魔に思いますが。お前らと遊んでいる暇はない!

 そんなわけで「たいして戯れる価値もない小人物がはびこってることのたとえ」だそうです。普通に悪口じゃね?

 RPGとかで雑魚モンスターとやけにエンカウントして先に進まないときって思わず悪態つきたくなりますよね。レベル上げられるならまだいいですが、大して経験値入らないと尚更……。そんな時に叫びましょう。

朝蠅暮蚊の例文

【謙一】「邪魔だ退けッ!! ああもう、こんな時にも構わず特変破り仕掛けてきやがって!!」

【美甘】「もしかして、狙ってのことか……? この一般学生の多さ、ちょっと違和感あるんだけど」

【謙一】「いや、こんな特別な実績も無い大多数に協力仕掛けるのはアッチからすればリスクの方が大きい。恐らく偶然だろうよ」

【奏】「良いお天気のランチタイムはお外出たくもなるよねー。そのタイミングでヤケに焦って疾走してる私たち。事情分かんなくても取りあえず妨害したくなるよね、恨んでるんだし」

【志穂】「チッ、しゃーねえな。先行ってろハゲ」

【謙一】「ハゲてねえ、どうするつもりだ?」

【志穂】「朝の蠅、昼の莫迦、夕の蚊。構う価値なんて無い。時間の無駄だ」

【沙綾】「朝蠅暮蚊ってやつね。慮る必要も無い。ならば……」

【志穂】「同様に、焼き払う!!(←火炎放射器)」

【沙綾】「あら面白そうな玩具持ってるじゃない! ちょっと私にも貸してよ志穂」

【奏】「え、つまりマフパイ蚊とか見つける度に焼き払ってんの!? ワイルド!!」

【謙一】「てか待て人命は慮ろう!? 虫と同枠は人間社会上過激過ぎだって!!」