磑風舂雨の解説

 「磑」は石うす・挽き臼。「舂」も餅つきとかで使う臼を意味します。よく見てください、「しゅん」じゃなくて「しょう」です。間違えて覚えて漢検試験とかで泣かないように注意。

 石臼・挽き臼というのは、穀物や豆を石で挟んで、上の石を回転させることですりつぶし粉にする道具です。

 そろそろ四字熟語の意味に入りますが、羽アリなどの群れが、挽き臼みたいにぐるんぐるん回るように飛んでいれば風が吹く兆し、餅つきなどできねが臼を突くように上下に飛び回るのであればそれは雨が降る兆し。ということで何らかの物事の前兆を意味するそうです。由来と一緒じゃないとなかなか覚えられなさそうな四字熟語筆頭かもしれませんが、結構オシャレだなぁと思いました。

磑風舂雨の例文

【結晶姫】「何だったんだ……あの、“少女”は――」

【准謌】「何だか凄く、悪寒がした……何でだろ……」

【恋々空】「じ、准謌先輩も、ですか……? ココアも、何でか足が震えて……」

【在欄】「……准謌くんは兎も角、心娃くんがさように云うことは無視すべきではないな。君は何か、予感を感じ取ったのだろう」

【恋々空】「在欄さん……」

【在欄】「その予感に頼るならば……恐らく君たちだけじゃない、例えば動物や虫、植物などにも普段見られない特殊な動きが観察できるやもしれない」

【准謌】「こ、怖いこと云わないでー……」

【在欄】「フィールドワークをするのだろう? ならば、それらを充分に気をつけて行動するべきだ。鳥の動き、虫の多量発生、植物の局地的な枯れ、全てを全員と共有しろ。決して磑風舂雨を見逃すな」

【環】「は、はい……!」

【結晶姫】「妙なことになってきたな……どうなってるんだこの大陸は……」