傀儡政権の解説

 これは聴いたことある人いっぱい居ると思います。日本史とかで見たかな?

 「傀儡」は「かいらい」とも読みますが「くぐつ」とも読みます。操り人形のことです。別の人・外部の存在の意向のままに活動する主体性の無い政権のことを意味するのです。

 他国に実質支配されている状態に見えて、ナショナリズムが触発される流れが割と定型です。なので一般的には否定的な評価に使われます。

傀儡政権の例文

【迦具夜】「譱軀なんてものは、一切神聖なものではありませんよ。神秘を司る者に憧れた、永遠の存在に焦がれた1人の醜い老人に騙された哀れな迷い子たちの集いです」

【夏鳴】「…………」

【迦具夜】「傀儡政権なんですよ。漣香か、この迦具夜か、それとも本当の神秘か、何かしらに操られているのに気付かず良い気になっている老人に、有無を呑み込み膝を着く少年少女。そのような“国家”が果たして強豪と云えるでしょうか? 否……必ず、滅びますよ。現に今、もはや修復のきかないところまで瓦解しているのだから」