偕老同穴の解説
「偕」は「一緒に」という意味。「穴」はここでは「墓穴」らしいです。
なのでざっくり解釈すると、老いても一緒に同じ墓に入る、ということになります。そういう生涯共に居る契りを交わすほどに夫婦の仲が良いことを意味するハッピーな四字熟語ですね。
とはいえ現実的に、厳密に2人で一緒に過ごしきるのは難しいようです。介護団体の手を借りなければ2人とも体力尽きてしまうとか。まあ延命の足掻き自体、幸福の尺度によっては悪手と見なされる場合もありますが……どんな終わりを望むのか、何を幸せの綴りとするのか、夫婦であるなら尚更しっっかり話し合って決めるのが大事だと思いました。
偕老同穴の例文
【夏鳴】「私が死ぬ時は環さんも一緒です……」
【金嶺】「何唐突にヤンデレ発言してんの?」
【夏鳴】「いえ、別に私はヤンデレさんではないですよ。ただ、環さんとはたとえ寿命を全うした後も、ずっとずっと一緒に居たいなぁって……えへへ」
【結晶姫】「なるほど、偕老同穴というやつか。ならば私も共に墓穴に入ろう。いいだろう英くん?」
【環】「何が「ならば」なんですか……?」