薤露蒿里の解説
めちゃくちゃ覚えにくそうな漢字が入ってますね。「薤露」は、にらの上の朝露の意です(すぐ消える喩え)。「蒿里」は山の名前だったらしく、人が死ぬとその霊魂がここに集まるとされてました。
この2つはとある挽歌(人の死を悼む詩歌)の題名として使われたことから、2つ合わせて人生のはかなさを喩える四字熟語が生まれたとのこと。
原義を考えると、何か歌を詠む時に使うのがベストな気がしますね。
薤露蒿里の例文
【結晶姫】「ああ、英くん……どうして私と君はこうも距離が開いているんだぁ……!! 嗚呼!!!」
【恋々空】「……どうしたんですか、藍澤先輩今日ずっと控え目に云っても気持ち悪いんですけど……」
【博樹】「何か間違ってお酒飲んじゃったらしいよ海賊王曰く。酔い回るの速いんだなぁコイツ」
【結晶姫】「期待の火花が無為にただ落ちていく……薤露蒿里を口ずさむ日々は、しかし一方いつまでたっても消えることがない……嗚呼、何て不条理!! 何たる悲劇!! 私は一体どうしたらいいんだ!!?」
【恋々空】「友達になってください、って一言云えばいいだけじゃ……」