蝸角之争の解説
「蝸角」はカタツムリの角のことです。カタツムリをパソコンで変換してみると蝸牛って出ます。牛に見えますかね……?
何か、カタツムリの右角を占領してる人と左角占領してる人が互いにそれを奪い合って争いを繰り広げたって伝説があるらしいんですが、それをまとめた「蝸角之争」は「極めて些細でつまらない争い」を意味します。でもこのご時世、小さい世界を莫迦にするのは多様性違反になりかねないのであんまりハッキリと使うのは危険かもしれません。
上表現は略称で、正式なのは「蝸牛角上の争い」という表現。故事として1級問題で出題されるかもしれないのでセットで把握しておくべきでしょうか。また、「蝸牛角上」という四字熟語もある感じですね。
蝸角之争の例文
【カタツムリ】「ぐおおぉおおおおおおお!!!」
【環】「あ、カタツムリさんだ。最近ジメジメしてるからなぁ。可愛い~」
【結晶姫】「ぎゃあぁあああああああああカタツムリいぃいいいいいいいい塩、塩持ってこい岩塩でもいいッ!!」
【環】「ま、待ってくださいお外に運べばいい話ですから……」
【結晶姫】「また入ってくるかもしれないだろおおぉおおおおおおおおおおお!!!」
【鎮】「見苦しい、早く仕事をやりたまえ。そんなのんびりと蝸角之争をしてる暇が……ん? カタツムリはそんな鳴き声だったか?」
【カタツムリ】「ぐおおぉおおおおおおお!!! きえええぇえええええええええええいいぃぃぃ……!!!」
【鎮】「――もしや新種か!! コレを捕まえ調べればあるいは世界より表彰を受ける可能性は無いだろうか――」
【恋々空】「あの……仕事を……」