夏癸殷辛の解説
古代中国の夏王朝の桀王と殷王朝の紂王のことを表します(「癸」は桀王を、「辛」は紂王の名前だそう)。
この2つの王はどうやら結構な暴君だったそうです。なので組織や組織員にメリットをもたらさない酷い上司の評価とかで比喩として使える四字熟語になるでしょうか。ちょっとオシャレな気がしてきました。
私はブラック企業の経営者(CEO)は全員夏癸殷辛だと思ってます。ていうかこの現代社会は安定して働けないほどに企業数が分裂し過ぎてるんじゃないかってガチで思います。これも多様性の弊害なの――?
夏癸殷辛の例文
【結晶姫】「英くん、一応云っておくが……特変なんていう組織とは極力関わるな。百害あって一利ない」
【はこ】「悪名高き真理学園の超人口を支配し搾取する9学生……神眼持ちや譱?の人間相手に、全國大会で全く怯みを見せなかった、“艱難辛苦の代”の隠れた盛り上げ役。そんなものに触れたらタマなど刹那にして吹き飛ぶなり」
【環】「同じ足場に立ってるのが申し訳なくて、ほんとに吹き飛んじゃいたくなるよ……」
【はこ】「しかしそんなことを笑って云ってる生易しいタマは数週間後、そんな夏癸殷辛の層に本当に足を着けることになるとは露ほども思っていなかった――」
【環】「ひいぃぃぃぃぃそんなモノローグ流すのやめてえぇぇぇ……!」