渇驥奔泉の解説

 「渇」はのどがからっからな感じで、「驥」はめっちゃ速く走れるお馬さん(駿馬しゅんめ)のことで、「奔」は勢いよく走ること。

 喉の渇いた駿馬さんが泉に向かって本気で走る様子から、勢いが激しいことに使われる四字熟語になったようです。書物の筆跡の力強さにも使われるようですが、とにかく勢いが激しければ使えそう。

 でもお馬さんが全力疾走してきたら兎に角怖いと思うんですが……そういう恐ろしさを表すのにも使えるんでしょうか。

渇驥奔泉の例文

【恋々空】「タマ先輩、また怪我しちゃったみたいで今保健室行ってます……」

【結晶姫】「……何と云うことだ……もしや、今日はもう此処に来ないのか……? だとしたらこのタマ分の渇きをどう潤せば……」

【博樹】「人間気合いあれば3日ぐらいは水飲まなくても生きれるってツララ」

【結晶姫】「その気合いが涸れてるから私は死にそうなんだッ」

【環】「け……喧嘩は、やめてくださーい……(ぐったり)」

【結晶姫】「英くうううぅぅぅぅぅぅぅううううううううん!!!!」

【環】「ひゃあぁあああああああああああああ!?!?!?」

【はこ】「おお、渇驥奔泉の如く体当たりなり。普通にタマ追加で怪我します」

【恋々空】「藍澤先輩ッ、自重してくださいッ!」

【博樹】「何がともあれ、無事でよかったよかった」

【環】「な、何なんですかあぁあああ……!?」