禍福糾纆の解説
「禍福」は災いと幸福、「糾纆」は「糾える纆」で、よりあわせた縄だそう。
「禍福倚伏」とほぼ同じ意味で、災いもあれば幸福もあるということです。糾纆のように、それらは交互にやってくるんだという教えですね。
故事に「禍福は糾える纆の如し」とあり、その略です。どちらも文句なしの漢検1級。日常で使えたらカッコいいですね。
禍福糾纆の例文
【環】「どよ~~ん……」
【恋々空】「ああ、タマ先輩が例の如く落ち込んでる……! そりゃ公園のゴミ箱に全裸で突っ込まれたら誰でもトラウマものですよ!」
【はこ】「この世は割と禍福糾纆なり、個人差はあるにしても、そろそろタマにも細やかな福が期待できるのではないですか?」
【環】「えへへ、はこちゃんが慰めてくれてるー……ありがとー」
【はこ】「ムッ、別に慰めてなど――むぎゅぅ」
【環】「今日もはこちゃん、抱き心地が最高だよー……♥ もうちょっとだけ、こうしていい?」
【はこ】「……多少は哀れみをくれてやるなり……」
【恋々空】「……あれ? もしかしてタマ先輩、それ幸福カウントしてます? 絶対バランス取れてないですよ、もっと贅沢しましょうよ!」
【結晶姫】「(そこを退け海賊王ぉぉぉおおおおおおおおおおおお……!!!!)」